みみりん助産師のつぶやきブログ

妊娠・出産・母乳育児・育児・離乳食についての話題を提供します♪

助産師やっててよかった〜と思うこと

自分で言うのも何ですが助産師って本当にいい仕事だと思っています。 

無事に生まれるまではドキドキしながら毎回お産を担当させて頂いていますが
生まれた瞬間本当にホッとします。
感動もたくさん頂きます。
ママやババたちが必死に赤ちゃんの誕生まで陣痛をのりこえてる姿を見ているだけに喜びもひとしおです。感情移入して今だに泣きそうになりますね。

本当に貴重な瞬間に立ち会わせていただいていて
ありがたいです。

話はそれますが、
助産師は
助産だけではなく、授乳指導、保健指導、手術後の看護や外来での採血、などなど様々な事をしてますが
やはり、自分の指導は良かったのかな~などと落ち込んだりすることも時にはあります。

今日もちよっと疲れもありテンションはかなり下げ下げモードでした。  

が、おちびの放課後クラブに迎えに行ったときにあるお母さんから話しかけられました。

もしかして、○○病院の助産師さんですよね。
ずっと話しかけようか迷っていたんですが…といって話しかけてくれました。

下の子のお産のときにお世話になって…いいお産だったのでうれしかったんです。お礼がいいたくて。
と。

その子が元気に育ってくれている姿を見せてくれるだけでとても嬉しいのに、そう言っていただけて本当に嬉しかったです。
 
覚えていてくれているんですね。
本当にこちらが感謝です。

明日からも頑張ろう!ってエネルギーをいただきました。

ミルクを減らすならまずは母乳は2~3回増やしましょう

今日は赤ちゃん訪問でした。

生後まだ1ヶ月。いつもは2'ヶ月頃なのでいつもより早い訪問となりました。
でもこの時期のほうが実際不安が多いのでいいような気がします。

授乳は、混合ですが母乳の比率を高めたいとのこと。

ミルクは60-80を6回足して母乳は8回で30分ずつ。
1日あたり増加量は40グラムとよく増えています。

最近オッパイが出てきたとのこと。
実際見せていただくと、射乳もあり搾るとポタポタおちてきます。

確かによくでてきています。

よく出てるね〜
と、お話すると

ミルク全部やめていいですか?と。

そう思ってしまうんですね。
気をつけないと…思った瞬間でした。

でているとは言え、全部やめるのは無理があります。

最初は少しずつ。
まずは、母乳を2~3回増やしてからの
ミルク1回減らしましょう。
欲しがるならもっと母乳を増やしてもOK。

1週間後、保健センターに計測に来ていただいて増加が問題なければ、同じように減らしていくといいかな〜
とお話しました。

オッパイがほしそうでなかったのでどれだけ飲めているか確認できなかったのが残念です。
どれだけオッパイが出ていても飲んでいなかったら意味がないですからね。
そういう意味でも必ず体重チェックしていかないといけまけん。

自己流で減らして体重が減っている子も時々目にすることもありますので注意しましょう。

特に上の子を母乳で育てたママは、オッパイほ今回もよく出ることが多いので、

上の子と同じように飲めると思い込んでしまうことが多いようです。

でも、お子さんの飲み方の上手下手、意欲、性別などによってかなり変わってきますので
必ず体重チェックしながら判断していきましょう。

話はそれましたが
とにかく有効的に吸わせる時間を増やすのが1番です。
余裕があるなら搾乳してみていいですよと、搾乳の仕方も指導してきました。

わたしはずぼらなので、
とにかく立ってあやすんだったらおっぱいくわえさせてたほうが楽!と
常におっぱい出してたと思います。
でもそれが良かったのかなとも思いますので…

ママが抱っこすると泣く?

よくお産後ママさんが言われるのが、

私が抱っこすると泣くんです。 抱っこが下手なのかな?

確かにパパやおばあちゃんがが抱っこすると泣き止み寝てくれることが多いですね~

我が家のパパもとても上手に抱っこして寝かせるのが上手でした。

俺にはおっぱいがないからな〜
といい、
抱っこぐらいは負けたくなかったみたいです。

ところでママが抱っこして泣くのは

ママに決しておこって泣いているのではなく
甘えて泣いてるんです。
赤ちゃんは、ママの声、おっぱいの匂いなどでママと認識できているんですよね。
どうして抱っこしてるのにおっぱいくれないの〜?
って

と、思いませんか?

と、私はそう思っています

抱っこして泣いたら

そうかそうか、ママが大好きなんだよね〜
って答えてあげてくださいね。

赤ちゃんのうんちの回数が極端に減ったのは?

赤ちゃんのうんちの回数は、個人差にもよりますが少しずつ減っていき
そのかわり1度にたくさん出るようになります。

1ヶ月健診ぐらいは、1日1、2回と言う子もいれば8回ぐらいの子も

回数が少ない子はその分おむつからはみ出るくらいたくさんでます。  
それが出なければ 
哺乳量が減っていることが考えられます。

今日は2ヶ月の子の訪問でした。

話を聞いていると2週間前から便秘がち
今日も、5日前から出ていないと。
その前は1週間でなかった。

それまでは毎日だったのに… 

とのこと。肛門刺激は毎日しているけどとのことでしたが実際にやってもらいましたが、やはり甘かったです。
綿棒は大体2センチ前後挿入して。
腸の壁を軽く刺激しないといけませんが
綿棒の先をほんの少しチョンチョンしたけだで終わってました。
変わっていただいて刺激すると大量に出てきました。
でも日数にしては少なめかな?

で、体重を計測すると日増がかなり減っていました。
おっぱいはたくさん出てます。

考えられるのは、ちょうどその頃から出てきた指シャブリ

生理的な発達なのでもんだいはないのですが、
これによっておっぱいほしい欲求が伝わらないときが増えてきます。
今までは泣いて訴えていたのが指シャブリで抑えられちゃうんですよね。

あと1回授乳を増やせは体重増加も問題ないと思われるので

指シャブリが激しくなったら泣かなくてもおっぱいをあげてくださいとお話しました。

また2週間後チェックです。

B型肝炎ワクチン定期接種に

予防接種、毎年新しく追加されていますね。

今度は10月からB型肝炎ワクチンです。

3回接種となります。
接種後2回目は1ヶ月後、3回目は1回目から5〜6ヶ月後となっています。

回数を減らすために、2ヶ月のヒブや肺炎球菌などと一緒にはじめ、3ヶ月、6ヶ月

が一般的な接種になると思われます。
 
また、公費で受けれるのは28年4月1日以降に生まれたお子さんのみになりますが、1歳未満で受けないと公費で受けれないため10月に入ってすぐ1回目を接種しないと3回目まで間に合いません。
予約は、すでにいっぱいかもしれませんがなるべく早く問い合わせてみてくださいね。

妊婦さんは麻しんの予防接種接種できません

麻しんが流行っていますね。
かなりの感染力なので、抗体がない方は心配ですよね。 最近妊婦さんから、予防接種できますか?と何度か問い合わせがありました。

妊婦さんはできません.
人混みを避ける、マスクをするなど一般的な予防になります。
ただ、
家族から感染することが多いので、ご家族の方には予防接種してもらうことをおすすめします。
抗体があるかわからない場合は、検査せずに接種しましょう.
仮に抗体があったからといって予防接種を受けることで問題は生じません。 なるべく早く接種しましょう。
自治体によっては,
妊婦さんのご主人さんの助成制度もあります。

一度問い合わせておくといいですね。
できればどうせ予防接種するなら風疹と麻しんのMRワクチン接種をおすすめします。
どちらも妊婦さんにとっては危険ですから。

内科または、奥さんのかかりつけの産婦人科でも接種してくれると思います。
なるべくお早めに…

お兄ちゃんの姿に感動したお産

昨日、3人目となる経産婦さんのお産がありました。
夏休みともあって上のお子さんたちもパパと一緒に立ち会い。

和気あいあいと陣痛の間もたのしく、でも発作が来るとフーと乗り切っていました。
痛くても、子どもたちがいると気が紛れることも多いんですよね。

ちなみに上のお子さんは、3年生と6年生のお兄ちゃん

下の子はママべったり
お兄ちゃんはゲームに夢中

そして、どんどん痛くなり

子宮口全開大
いきみたくなってきました

力入っても大丈夫だからね〜

うーん、とママも流石に余裕がなくなってきました。

いよいよ発露でもうすぐ。
下の子は甲斐甲斐しくママの汗を拭いています。

お兄ちゃんは?
すわってゲームでもしてるのかな?と見ると

手を合わせて祈ってる!
それも、その手がぷるぶるふるえてて必死さが見えてきました。

もう、その姿に思わずうるっときてしまいました。

その直後に、かわいい元気な女の子が生まれました!!

毎回お産ではいろいろな感動をいただいていますが、
昨日お産には
やられちゃいました。
パパやママからたくさんの愛情を受けて育っているんだろうな〜と感じました。

本当に素敵な家族愛あふれるお産でした。
生まれた赤ちゃんもたくさんの愛情を受けて育つと思います。

本当に感動をありがとう!