みみりん助産師のつぶやきブログ

妊娠・出産・母乳育児・育児・離乳食についての話題を提供します♪

この時期逆子が増えてきます!

蒸し暑くなってきましたね。
普段から体温が高めの妊婦さんにとっては本当に過ごしにくい季節となりました。


実は例年この時期ぐらいから逆子が増えてきます。
と、言うのは
お腹が冷えると、逆子になりやすいんです。

暑くなってくると
薄着になり
そしてどうしても冷たい食べ物や冷たい飲み物を飲んでしまいがち

それが関係していると言われています。
体か冷えていると赤ちゃんは温かい内蔵の方向に向かっていき逆子になってしまいます。

また、冷えてるとお腹も張りやすく赤ちゃんの動くスペースが狭くなりもとに戻れなくなってしまいます。

妊婦さんはできれば年中
体を常に温める方向でいっていただくのがベストです。

キンキンに冷えたものではなくせめて常温のお水やお茶で我慢してみましょう。

特に逆子を治したい方お腹を触ってみてください。
冷えていないですか?

身体を温める方向に気をつけていきましょう。
同じ意味合いでも鍼灸もおすすめですよ。

赤ちゃんは夜元気!!

入院中の赤ちゃん!
可愛いですよねーいつも癒やされています。

しかし、産まれてしばらくはすごく元気!でおっぱいも上手に吸うことが多いです。
それが、2〜3時間すると一度深い眠りに入ります。

そして起きて、上手に吸ってくれるかと思いきや
生まれたての頃はあんなにずっと吸っていた赤ちゃんもすぐ寝てしまいます。

生まれた当日、次の日ぐらいはおこしながら、おっぱいを。それが1日経つと

嘘のように別人。
こんどは、吸っても吸っても寝ない!

よく、
こんなに寝なくて大丈夫ですか?
と、ママに聞かれます。
おっぱいがまだ本格的に出ないので吸ってもらうことが大事な時期なので、理にかなっているのですが、

ところが、仮にミルクを足しても、たくさん飲んでも寝ないのです。
決しておっぱいが足りないだけではないんです。

本当に夜になると大合唱。

その代わり昼間は起こさなければずっと寝てます。

夜勤でも、23時〜4時ぐらいまでは
見回りするとみんな大合唱!!

ママたちはお疲れモードでお預りすることもあります。

そして5時ぐらいから嘘のように寝始める赤ちゃんがほとんど。

不思議です。

でも、少しずつ夜行性の赤ちゃんもだんだん大人と同じように夜寝て、今度は日中寝なくなってきます。

それが普通の赤ちゃん

ママはしばらく大変ですが赤ちゃんのリズムに合わせるのが一番大事!
赤ちゃんが寝ている時にゆっくり休みましょう。

お産をすすめるには歩いて、スクワット!はやっぱり効く

お産って必ずと言っていいほど停滞する時期があります。本人は痛いけど客観的に陣痛が弱くなっている。
そういう時は
少し休んで、ウトウトすると陣痛が強くなってきます。
ただ、変わらない時は
歩きましょう。
痛みがあるときに合わせてフーっと吐きながらスクワット!

力を入れるのではなく肛門を開くイメージで、

まず立って
痛みがないときは歩く。

痛みが来た時に少しおしりを下げてみましょう。
スクワットの要領で
下げてあげてを繰り返しましょう。
下げすぎなくて軽く膝を曲げるだけでも十分です。
足を開いておしりを下げると骨盤腔内が広くなり赤ちゃんが下がりやすくなります。

ファーのほうが力がはいりにくいかもしれませんね。
もちろんパパや壁、机などに手をついて行っていけばいいとおもいます。

無理に力が入りすぎず、重力で赤ちゃんも少しずつ下がってきます。

これを繰り返していけば結構早く進むことが多いんですよね。

ぜひ試してくださいね🙌

福田萌さんのブログ、ぐっすり眠って夫婦円満!に納得

福田萌さんのブログ拝見しました。

https://ameblo.jp/fukuda-moe/entry-12275586905.html

オリラジのあっちゃんの奥さんです。

たくさんの間ママたちの声を代弁しているようなブログで

本当に共感される方がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

妊娠してから夜はぐっすり寝れることがなく

我が家でも大体子供が3歳ぐらいでようやく夜中起きずに寝れるようになるのかなという感覚です。

だから、私も長男が妊娠してから結局

寝たー
って感じたのは第4子が断乳して保育園になれた頃に夜泣きがおわった3歳ぐらい

13年ぐらい半分寝たような寝ないような状態でした。
ただ、私の特技でもある瞬殺で寝れることができる人はいいのですが寝付くのにも時間がかがる方だと
本当に大変ですよね。

あっちゃんのように

寝てていいから。

って言ってくれるのが1番の幸せかもしれません。

母乳の場合、長時間は不可能かもしれませんが

とりあえず3時間はなんとかするから、と

言ってもらえるだけでも休めます。

その言葉だけでも救われます。

そこに気づいたあっちゃんはすごいですね。
育児を常に協力しているからわかることかもしれません。

物をプレゼントする代わりに

少しの休暇をプレゼントしていただけるといいですね😊

赤ちゃんのポンペ病と重症複合免疫不全症のスクリーニングが愛知県で始まっています。

どちらも聞きなれない名前だと思います。

今現在日本では19の疾患のマススクリーニングが行われています。

我が家の息子もそこでクレチン症で引っかかり

早く治療を開始したおかげで元気に成長しています。

とてもありがたい検査です。


そして新たな試みで2つの検査が有料ではありますが愛知県で始まりました。

ボンペ病に関しては
熊本、福岡、神奈川の一部で以前より行われています。
まれな疾患ではありますが、全員の赤ゃんが検査してもらえるようになるといいですね。

みみりん助産師の妊娠出産おっぱい育児入門で詳しく説明しています↓

http://mimirin.com/category3/category35/entry951.html

http://mimirin.com/category3/category35/entry952.html

離乳食 なぜ自家製野菜スープはダメなの?!

今年3月に乳児ポツリヌス症により赤ちゃんが亡くなるということがありました。

児ポツリヌス症は、1歳未満の乳児にみられるポツリヌス症です。
原因食品とともに体内に摂取されたポツリヌス菌の芽胞は乳児の腸管内で毒素を発生しポツリヌス症を引き起こしたます。
主に便秘が長く続き、その後哺乳力低下、鳴き声が弱くなり、顔面の筋肉が弛緩するため顔面無表情
次第に全身の筋力低下
重症化すると呼吸困難呼吸停止がおこります。
死亡例は極めて稀です。

その原因食品として、はちみつが挙げられています。
母子手帳にも
1歳未満の乳児には与えないようにしましょう!と
注意喚起がされています。

ただし、他に食品安全委員会より
児ポツリヌス症の原因となる可能性がある食品としてはちみつの他に

コーンシロップ
缶詰
自家製野菜スープ
井戸水
黒砂糖
加熱されていない市販の野菜ジュースなど

があげられています。

井戸水は納得できるのですが、自家製野菜スープがどうも納得できませんでした。

東京都で発生したケースによるものとされています。
自宅が青果店で、店舗塵から患者由来と同一のA型ボツリヌス菌が検出された。
はちみつは食べていないこと、また他の食品からは検出されなかったこと、
自家製の野菜スープを摂食していることから,野菜に付着していたA型ボツリヌス菌の芽胞がスープに混入し,発症した症例であることが示唆されました。



でも、そんなこと言うと野菜すら食べれなくなります。
3日前、赤ちゃん訪問の打ち合わせで保健師さんとも話をする機会があったのですが、
保健師さんも困ってみえました。

ポツリヌス菌を死滅させるのには120度4分以上、100度では6時間以上の加熱が必要で現実的ではありませんから。

我が国の乳児のポツリヌス症は今までに15例
そのうち10例ははちみつが特定されています。

死亡例ははじめてで他の赤ちゃんは退院されています。

欧米ではハウスダストが原因のポツリヌス症もあったそうで言い出したら何もできませんよね。

とにかく、はちみつはダメ!というのは絶対でまちがえありません。


野菜スープについてはポツリヌス症は土壌に存在することから
対策としては

しっかり野菜を洗って使用しましょう!皮もむいたほうが無難です。

黒砂糖やコーンシロップに関してはなるべく使わない。

という指導になりそうです。

ちなみに、黒砂糖は健康志向の高い方が食べるようなホットケーキミックスなどの加工品にも使われているそうなので表示も見てみてくださいね。

また、症状としては1週間近くの長期の便秘から出てきますので
おかしいと思った場合は早めに受診しましょう。

早めに対処できれば回復します。

気をつけましょうね!

参考 自家製野菜スープが原因と推定される乳児ボツリヌス症-東京都 http://idsc.nih.go.jp/iasr/CD-ROM/records/17/20003.htm

いつになったら産まれる?本当に生まれるの?

今日も夜勤でお産がありました。
特にリスクもなく、普通にすぎるかと思いきや
なかなか、思うように8センチから進まない。

このあたりで、停滞することが結構あります。
理由はいろいろ。

赤ちゃんが大きい
ママが太った
ママが小さめ
疲労、睡眠不足

大体は、陣痛がだんだん弱くなり、赤ちゃんも普通の方向に回ってくれないことが多く下がってこれず、
と悪循環

こういう時は、休めるときに休む、お風呂に入るなどして陣痛が強くなるのを待ちます。
とは、言っても本人にとっては、弱いとは思えず
痛みがあるときは辛いままです。


今日は最終的に本人の希望で促進剤で陣痛を強めました。
いつになったら生まれるの?
と、よく聞かれます
ママは辛いですね。
結局、もう少し、もう少しと時間が経っていきました。
想定以外に時間がかかったんですよね。
予想していた時間より2時間以上かかりました。
もちろん何時には生まれます!とは言えないんですよね、本当に予想通り生まれる場合もあれば
想定外に遅くなる場合もあります。

本当に先が見えず辛い時間があるかもしれませんが
頑張ってくださいね!
赤ちゃんも頑張ってるよ!としか言えません。

結局赤ちゃんも予想より500グラム大きく、しかも最後まで正しい位置に回らず上を向いて生まれてきました!

かわいい男の子😊
本当によく頑張りました。
最近は涙腺緩く、みなさんの反応をみて毎回泣きそうになっちゃいます。
また、幸せをいただきました😍