みみりん助産師のつぶやきブログ

妊娠・出産・母乳育児・育児・離乳食についての話題を提供します♪

福田萌さんのブログ、ぐっすり眠って夫婦円満!に納得

福田萌さんのブログ拝見しました。

https://ameblo.jp/fukuda-moe/entry-12275586905.html

オリラジのあっちゃんの奥さんです。

たくさんの間ママたちの声を代弁しているようなブログで

本当に共感される方がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

妊娠してから夜はぐっすり寝れることがなく

我が家でも大体子供が3歳ぐらいでようやく夜中起きずに寝れるようになるのかなという感覚です。

だから、私も長男が妊娠してから結局

寝たー
って感じたのは第4子が断乳して保育園になれた頃に夜泣きがおわった3歳ぐらい

13年ぐらい半分寝たような寝ないような状態でした。
ただ、私の特技でもある瞬殺で寝れることができる人はいいのですが寝付くのにも時間がかがる方だと
本当に大変ですよね。

あっちゃんのように

寝てていいから。

って言ってくれるのが1番の幸せかもしれません。

母乳の場合、長時間は不可能かもしれませんが

とりあえず3時間はなんとかするから、と

言ってもらえるだけでも休めます。

その言葉だけでも救われます。

そこに気づいたあっちゃんはすごいですね。
育児を常に協力しているからわかることかもしれません。

物をプレゼントする代わりに

少しの休暇をプレゼントしていただけるといいですね😊

赤ちゃんのポンペ病と重症複合免疫不全症のスクリーニングが愛知県で始まっています。

どちらも聞きなれない名前だと思います。

今現在日本では19の疾患のマススクリーニングが行われています。

我が家の息子もそこでクレチン症で引っかかり

早く治療を開始したおかげで元気に成長しています。

とてもありがたい検査です。


そして新たな試みで2つの検査が有料ではありますが愛知県で始まりました。

ボンペ病に関しては
熊本、福岡、神奈川の一部で以前より行われています。
まれな疾患ではありますが、全員の赤ゃんが検査してもらえるようになるといいですね。

みみりん助産師の妊娠出産おっぱい育児入門で詳しく説明しています↓

http://mimirin.com/category3/category35/entry951.html

http://mimirin.com/category3/category35/entry952.html

離乳食 なぜ自家製野菜スープはダメなの?!

今年3月に乳児ポツリヌス症により赤ちゃんが亡くなるということがありました。

児ポツリヌス症は、1歳未満の乳児にみられるポツリヌス症です。
原因食品とともに体内に摂取されたポツリヌス菌の芽胞は乳児の腸管内で毒素を発生しポツリヌス症を引き起こしたます。
主に便秘が長く続き、その後哺乳力低下、鳴き声が弱くなり、顔面の筋肉が弛緩するため顔面無表情
次第に全身の筋力低下
重症化すると呼吸困難呼吸停止がおこります。
死亡例は極めて稀です。

その原因食品として、はちみつが挙げられています。
母子手帳にも
1歳未満の乳児には与えないようにしましょう!と
注意喚起がされています。

ただし、他に食品安全委員会より
児ポツリヌス症の原因となる可能性がある食品としてはちみつの他に

コーンシロップ
缶詰
自家製野菜スープ
井戸水
黒砂糖
加熱されていない市販の野菜ジュースなど

があげられています。

井戸水は納得できるのですが、自家製野菜スープがどうも納得できませんでした。

東京都で発生したケースによるものとされています。
自宅が青果店で、店舗塵から患者由来と同一のA型ボツリヌス菌が検出された。
はちみつは食べていないこと、また他の食品からは検出されなかったこと、
自家製の野菜スープを摂食していることから,野菜に付着していたA型ボツリヌス菌の芽胞がスープに混入し,発症した症例であることが示唆されました。



でも、そんなこと言うと野菜すら食べれなくなります。
3日前、赤ちゃん訪問の打ち合わせで保健師さんとも話をする機会があったのですが、
保健師さんも困ってみえました。

ポツリヌス菌を死滅させるのには120度4分以上、100度では6時間以上の加熱が必要で現実的ではありませんから。

我が国の乳児のポツリヌス症は今までに15例
そのうち10例ははちみつが特定されています。

死亡例ははじめてで他の赤ちゃんは退院されています。

欧米ではハウスダストが原因のポツリヌス症もあったそうで言い出したら何もできませんよね。

とにかく、はちみつはダメ!というのは絶対でまちがえありません。


野菜スープについてはポツリヌス症は土壌に存在することから
対策としては

しっかり野菜を洗って使用しましょう!皮もむいたほうが無難です。

黒砂糖やコーンシロップに関してはなるべく使わない。

という指導になりそうです。

ちなみに、黒砂糖は健康志向の高い方が食べるようなホットケーキミックスなどの加工品にも使われているそうなので表示も見てみてくださいね。

また、症状としては1週間近くの長期の便秘から出てきますので
おかしいと思った場合は早めに受診しましょう。

早めに対処できれば回復します。

気をつけましょうね!

参考 自家製野菜スープが原因と推定される乳児ボツリヌス症-東京都 http://idsc.nih.go.jp/iasr/CD-ROM/records/17/20003.htm

いつになったら産まれる?本当に生まれるの?

今日も夜勤でお産がありました。
特にリスクもなく、普通にすぎるかと思いきや
なかなか、思うように8センチから進まない。

このあたりで、停滞することが結構あります。
理由はいろいろ。

赤ちゃんが大きい
ママが太った
ママが小さめ
疲労、睡眠不足

大体は、陣痛がだんだん弱くなり、赤ちゃんも普通の方向に回ってくれないことが多く下がってこれず、
と悪循環

こういう時は、休めるときに休む、お風呂に入るなどして陣痛が強くなるのを待ちます。
とは、言っても本人にとっては、弱いとは思えず
痛みがあるときは辛いままです。


今日は最終的に本人の希望で促進剤で陣痛を強めました。
いつになったら生まれるの?
と、よく聞かれます
ママは辛いですね。
結局、もう少し、もう少しと時間が経っていきました。
想定以外に時間がかかったんですよね。
予想していた時間より2時間以上かかりました。
もちろん何時には生まれます!とは言えないんですよね、本当に予想通り生まれる場合もあれば
想定外に遅くなる場合もあります。

本当に先が見えず辛い時間があるかもしれませんが
頑張ってくださいね!
赤ちゃんも頑張ってるよ!としか言えません。

結局赤ちゃんも予想より500グラム大きく、しかも最後まで正しい位置に回らず上を向いて生まれてきました!

かわいい男の子😊
本当によく頑張りました。
最近は涙腺緩く、みなさんの反応をみて毎回泣きそうになっちゃいます。
また、幸せをいただきました😍

帝王切開の予定の方は手続きしておきましょう 高額医療

前回帝王切開で帝王切開予定の方もたくさん見えると思います。
帝王切開の場合は、かなり高額になりますよね。
ただし、保険分は高額医療制度により
収入によっては額が異なりますが
8万円を超える費用は補助されます。

支払いの後に申請すれば戻ってきます。
逆に
わかっているのであれば事前に限度額適用認定証を
発行していただきましょう。そうすると、退院時に多額の支払いをしないですみます。

要は事後申請か事前申請かの違いです。

ただし個室料金や衛生材料費などの自費分は別に請求されます。

加入する医療保険健康保険組合協会けんぽ都道府県支部・市町村国保後期高齢者医療制度・共済組合など。)に申請しましょう。

申請後「限度額適用認定証」又は「限度額適用認定・標準負担額減額認定証」を発行してもらいます。
それを病院に提出しましょう。

医療機関の窓口での支払を負担の上限額までにとどめることもできます。


注意したいことは、同月中の支払いで上限額になった場合です。
月をまたいだ場合はその金額はそれぞれの月に別れてしまいますので上限額に達せずにしはらわなければいけなくなります。
例えば14万円の請求があった場合で

1月10日から17日の入院の場合
1月の上限額約8万円以外はしはらわなくてよくなります。
6万円は保険組合が補助してくれます。

1月30日から2月5日の場合
1月分10万円
2月分4万円
の請求になるとすると、1月分は8万円をこえた2万円のみ補助となります。2月分は超えないので補助はありません。
4万円変わってきますね。

それを知っている方は入院期間をまたがなくなるように帝王切開の予定を入れる方もいます。
ただし、ずらせるとしてもその状況によりますので融通がきく場合ですが。

詳しくは
http://mimirin.com/category2/category31/entry273.html
でも説明しています。

逆子が治って帝王切開中止!

最近では逆子で帝王切開は当たり前になってきました。
以前はトライアルすることが多かったのですが、
リスクを取らず帝王切開していますね。

そこで、大体38週ぐらいに予定を入れる病院が多いと思います。
あまり早すぎると赤ちゃんに負担ですし、遅くなると陣痛が来たり破水したりする可能性が高まるからです。

もちろん、逆子のままで破水や陣痛が来た場合は緊急帝王切開となりますので、病院には早めに連絡を取りましょう。
そうなった時に備えて、しっかり準備は早めにすませておきましょう。

そして、もし逆子か治ったら。

帝王切開は中止となります。

入院してから必ず逆子が治っていないか確認すると思います。

実は、まれに治っていることがあるんです。

今までに数十例ありました。思ったよりあるんですよね。
赤ちゃんよく動いてたんです、と言われた時はその可能性もあります。前回経膣分娩された経産婦さんに多いですね。

ただ、治って喜ぶ方もいる反面、帝王切開と予定を立て気持ちもそこに照準を当てて整えていたのにとがっかりされる方も中にはみえます。

病院によっては本人の気持ちを汲んで予定通り帝王切開する病院もあります。
本当に病院によって方針が違います。

もし、経膣分娩の方向に変更された場合は
気持ちを切り替えて、お産にむけてよく動いてくださいね。

生後間もない赤ちゃんのしゃっくりや嘔吐は大丈夫?

生後間もない赤ちゃん
小さい赤ちゃんがしゃっくりが止まらなかったり、
オエーッと吐いているのを見ると心配になりますよね。

大丈夫ですか?とよく聞かれます。

まずしゃっくりは大人が思っているほど赤ちゃんにとっては苦痛ではないようです。
と、いうのも赤ちゃんはお腹の中にいる頃からよくしゃっくりをしています。
まだ、機能が未熟な赤ちゃんはちょっとした刺激でしゃっくりがでます。
放っておくといつの間にかとまっています。
おっぱいを飲ませると割とすぐにとまります。

あとは、嘔吐。
実はこれも生まれて1日目ぐらいまで何度も吐く子がいます。羊水や血液が混じっていることがおおいでしょう。
吐物の内容や他の症状などによって病的なものではないかを見極めていきますが
殆どは生理的な初期嘔吐が多いでしょう。

これも時間が経てばおさまります。
もちろん母乳を飲ませることは可能です。
ミルクでは吐くけど母乳なら大丈夫ということも良くあります。
吐いて苦しそうにしていたら背中をとんとんしてあげましょう。
落ち着いたら顔を右に向けて横にしてあげましょう。
もちろん吐いたものは医療者に見せてくださいね。

ホームページでもまとめています。